箱根駅伝出場を狙うもう一つの方法
箱根駅伝出場は陸上に取り組んできた選手ならだれもが憧れる大会だろう。出場を果たすために青山学院大学や駒澤大学、東洋大学などといった強豪校に入学するのが、その第一歩だろう。
しかし、高校時代に良い成績を残せずスポーツ推薦や総合型選抜では合格が適わない選手は、知名度を上げるために箱根駅伝出場を狙っている新興大学に入学するという手もある。そして、もう一つの方法が関東学生選抜で出場するというものだ。
箱根駅伝にオープン参加という立場で参加する関東学生連合は予選会で落選した大学の中から、本選出場経験のない16名を選んで結成したチームである。順位はつかないものの本選出場を果たせなかった選手や、強豪校に入学できなかった選手にとっては自分の力をアピールできる絶好のチャンスの場となっている。
駅伝で大学進学を志している受験生、箱根駅伝出場をこうした形で狙ってみるのもいいだろう。
今年選ばれたラッキーな選手は以下の通りだ
古川大晃・東大大学院(八代高・熊本)
竹井祐貴・亜細亜大学(鹿児島中央高校・鹿児島)
宮下資大(開志国際高・新潟)
厚浦大地・関東学院(東京実業高・東京)
桐山剛・拓殖大学(相洋高・神奈川)
斎藤俊輔・立教大(秦野高・神奈川)
中山雄太・日本薬科大(花咲徳栄高・埼玉)
福谷颯太・筑波大(日野台高・東京)
大野陽人・大東文化大(九里学園高・山形)
村上航大・上武大(札幌山の手高・北海道)
辻野大輝・武蔵野学院大(伊勢崎商高・群馬)
諸星颯大・育英大(前橋育英高・群馬)
並木寧音・東京農大(東京実業高・東京)
山中秀真・城西大(四日市高・三重)
鈴木康也・麗澤大(拓大紅陵高・千葉)
田島公太郎・慶応義塾大(九州学院高・熊本)