平均で年間95.8万円(月額7.9万円)
日本政策金融公庫の高校生以上の子どもを持つ保護者を対象に、2021年10月に教育費負担に関する調査によれば、自宅を離れて1人暮らしをする学生への仕送りは、調査によると自宅外通学者への仕送り額は、年間平均95.8万円、月額7.9万円と、前年調査90.3万円より5.5万円増加した。
仕送りなし世帯(年間仕送り額が0万円の世帯)の割合は10.0%と、前年調査10.6%より0.6ポイント下がった。さらに、仕送り額100万円以上の世帯の割合は43.0%と、前年調査39.5%より3.5ポイント上回った。
自宅外通学を始めるための費用
自宅外通学を始めるためのアパートの敷金や家財道具の購入費などの費用は、入学者1人当たり平均38.7万円と前年調査39.3万円と5千円ほど下回った。
新型コロナが及ぼした具体的な影響
新型コロナウイルス感染症の拡大による子どもの進路などへの影響については、影響があった割合は10.8%(前年は13.7%)となった。具多的には自宅以外からの通学をやめて自宅から通学することになったが22.3%(前年24.4%)と最も多く、学校を変更した21.5%(前年14.6%)海外留学をあきらめた(海外留学中であったが学校を退学した、休学した)17%(28.7%)、進学をあきらめた(在学学中の学校を退学・休学した12%(8.7%)と続いた。