大学入試センター、得点調整はなしと発表!

2回目の中間集計発表

1月21日、大学入試センターは1月15日と16日に実施された共通テストの平均点、最高点、最低点、標準偏差値等のデータを中間集計した2回目の結果を発表(1回目の中間集計結果は1月19日に公表)。受験者数は48万7,127人。採点未終了者数は約2,000人。

2回目の中間集計による各教科・科目の平均点

「国語」110.25点
地理歴史の「世界史B」65.83点、「日本史B」52.81点、「地理B」58.97点
公民の「現代社会」60.83点、「倫理」63.29点、「政治・経済」56.79点、「倫理/政治・経済」69.73点
数学の「数学I・A」37.96点、「数学II・B」43.06点
理科1の「物理基礎」30.40点(60.80点)、「化学基礎」27.73 点(55.46点)、「生物基礎」23.90点(47.80点)、「地学基礎」35.47点(70.94点)
理科2の「物理」60.72点、「化学」47.63点、「生物」48.81点、「地学」52.74点
外国語の「英語(リーディング)」61.81点、「英語(リスニング)」59.45点

最大平均点差

得点調整対象科目間の最大平均点差は、地理歴史が13.02点、公民が6.5点、理科2が13.09点。実施基準にあたる20点を下回ったことから、20点以上の平均点差が生じた場合の「得点調整」は行わないと決定した。

「得点調整」とは

この「得点調整」とは、選択教科・科目間で問題の難易差による有利・不利が生じないように公平性を喫したもので、平均点を基準にその差を調整すること。ただし、受験者数が1万人未満であった科目は得点調整の対象とされない。

大学入試センターは、2月7日に平均点等の最終発表を予定している。2次試験(個別試験)の出願期間は、1月24日から2月4日までとなっている。

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