令和4年も早2月に入り大学入学試験も佳境に入った。一人でも多くの受験生が志望の大学に合格できることを祈りたい。
ただ、不運にも志望する大学に合格できなかったとしても、それは決して悲観する必要はない。長い人生、いくらでもしくじりはあるものだ。むしろ自分が思うがまま人生を送ることができるなんてほとんどあり得ないことだ。むしろ、若いうちに失敗した方がやり直すことだってたやすいし、方向転換だってしやすいはずだ。将来、あの失敗があったからこそと言える日が必ず来るはずだ。
そもそも、入試に勝つための大学選びをして、さして自分が勉強したいとも思わない学部や学科に入学してしまうことの方が、将来的には不幸なことなのではないだろうか。
試験前に、もう一度、本当に自分の将来を見据えての大学、学部、学科選びが出来ているかを考えてみてはどうだろう。今さらとは思わず、1つだけでも自分が興味を持つことが学べる大学、学部、学科を受験してみることをこの期に及んでかもしれないが。是非ともお勧めしたい。
