総合型選抜で必須の面接の注意点
総合型選抜の面接では、なぜ当校・本学なのか。数多くの大学、そして同じ学部・学科の中からなぜ本校、本学部を選んだのかという質問は必ずあるといってもいいくらいだ。そこで面接担当者は受験者本人の目的意識や意欲、学校に対するイメージなど入学後のことまでを受験生の言葉を通して全体像を見極める。
面接の対策
数ある中から受験先を選ぶにはd何らかの基準があるはずだ。なぜその大学、学部を選んだのかという明確な理由を説明し、かつ、面接者にそれがうまく伝わるように話す必要がある。早計にどこにでもあるような、いわゆる模範的な回答では面接者へアピールはできない。面接官はそんな回答飽きているものだ。
そのためには事前の学校研究が重要となる。オープンキャンパスなどのイベントに必ず参加し、その大学、学部の魅力をOBなどに質問するなどして自分なりの模範解答を用意できるようにしたいところだ。
質問例
「この学校を志望した理由はなんですか?」
回答例
「高校で簿記の資格を取るために勉強し、その経験から会計への興味が沸きました。もっと深くこの学問を追求したく、御校の商学部でさらに勉強ができると考え志望しました。」
この回答の場合、「そもそもなぜ簿記に興味を持ったのか?」「数ある商学部の中から、なぜこの大学を選んだのか?」「将来の夢は?」…といった、具体的な回答を用意しておく必要がある。
総合型選抜において、オープンキャンパスに面談が設定されている場合なども含めて、自己分析と学部への理解は深めておくようにするといいだろう。