理系女子増加の傾向!
令和5年1月7日の読売新聞によると予備校による今年の受験生志望動向分析からは、長引くコロナ禍による先行きの不透明感もあって、就職や資格取得に有利とされる理系学部が注目され、女子の理系志向が高まる傾向が浮かび上がったと伝えている。
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「AI(人工知能)の発達などで日常生活の自動化がさらに進むはず。農業分野で役立つロボットの開発に携わりたい」。技術者を目指して理工系学部を受験する私立開明高校(大阪市)の女子生徒(17)はそう力を込めた。得意科目の数学と物理を生かそうと、理系クラスに在籍。農学部や工学部を視野に入れると紹介している。
同紙は大阪市の私立開明高校の受験体制について伝えている。同校では1年で文系・理系のコースを選ぶ。現3年生約280人のうち75%が理系に進み、女子だけでみても73%が理系を選択したという。男女とも理系志向が強まり、工学部を目指す女子生徒も増えてきた。理系女子の受け入れ態勢を整える大学があることも背景の一つではと分析結果について伝えている。
その他、大手予備校の分析でも男子理系志望は前年比でマイナスとなっているものの、女子はプラスに転じているという。
先行きの見えない新型コロナ感染症やロシアとウクライナの戦争など国際間で緊張が続いていることから、将来を見据えて資格取得や手に職をつけられる理系に人気が出てきているといえる。
理系同様、IT社会に欠かせない情報関連の学部や学科にも注目が集まりつつある。「情報学部」というネーミングや学ぶ内容は多種多様で、大学ごとに異なることからも情報収集が必要だ。