総合型選抜に必要な活動とは?

高校時代にどんな活動をしていれば総合型選抜に合格できるのか!

総合型選抜を受験する人が頭を悩ませるのは、どんな活動が有利なのかということだ。その実、多くの高校生が、「高校で実績なんてない」という。総合型で合格できるには「部活の全国大会で優勝した」、「企業のアイデアコンテストで入賞した」、「地域のボランティア活動で表彰された」、「英語が堪能」くらいのレベルと考えているようだ。

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実は、大学側は総合型選抜において、活動の成績や結果をそれほど求めていない。活動実績とは、高校時代に何に取り組んだのかを明言できることが重要なのだ。

そうしたことを念頭に総合型選抜で求められている活動実績例を挙げてみよう。

まずは部活動だが、大切なのは、部活動で自分自身の成長や努力などの経験からくる「成果」だ。大きな大会に出場したといった実績ではなく、部活での悩みや自分に対する課題解決など、結果に至るまでの中身が重要となる。「どのように乗り越えたのか?」「どんな気づきがあったのか?」「仲間との信頼関係をどう作ったのか?」といったかなどが大きな評価基準になる。

部長経験者は「人をまとめる経験」がアピールポイントとなる。

次に、ボランティアだが、、こちらも目的を持ってボランティアを行ったかが重要だ。「自分が何を成し遂げたのか?」「ボランティアを通して何を得たのか?」など大学での学びや将来につながるボランティアが自己アピールとなる。

資格でいうと英検はわかりやすい英語の実力の判断基準であることや、2級以上などという出願条件になっているところもある。また、2級合格までの努力の過程などもアピールできる。

学校内外のコンテスト出場もいいアピールポイントとなる。英語のスピーチコンテストやプレゼンテーション大会などは評価が高い。プレゼンテーション能力は論理的な思考が必要になるため大学の学びの上でも必要となる。

留学経験も留学して学んだ「語学」が大きなアピールとなる。留学を通して異文化交流などの人との繋がりの経験が大きなアピールとなる。また、留学中に経験したホームシックや現地の友達作りなどもアピールになる。とりわけ留学経験は国際情勢へ興味関心の証明にもなり、今後グローバル化していく社会にも対応できるという観点から大きなアピールポイントとなる。

最後に、バイト経験もアピールポイントとなるし、家業の手伝いもその一つになる。バイトを通して自分がどう成長したかを組み立てて行けばいいのだ。

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