大学受験や模擬試験にかかる費用を補助

読売新聞によると2024年度より、所得が一定以下のひとり親や低所得世帯の高校3年生と中学3年生を対象に、大学受験や模擬試験にかかる費用の補助を始めることがわかったとしている。家庭の経済状況にかかわらず、進学の機会を確保するのが狙いだ。

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児童扶養手当を受け取っているひとり親世帯や、住民税非課税世帯のうち補助対象になるのは高校3年生と中学3年生で、受験することなどを条件とし、高校3年生には、大学入学共通テストや大学の受験料などとして計約5万円、中学3年生に対しては、模試に必要な費用を助成するという。

こども家庭庁によると21年の大学や短大などへの進学率は、全世帯が83・8%なのに対し、ひとり親世帯は65・3%にとどまっているなど、家庭環境によって進学状況に格差があるためだ。補助が受けられるのは24年度からになる可能性が高い。

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