総合型選抜に向いている人とは！

部活や生徒会などで頑張った人が向いている？

未だに部活動などにおいて全国大会出場やコンテストで優勝といったような実績がないと総合型選抜には合格できないと思っている受験生、保護者は少なくない。

確かに甲子園に出場を果たした実績を持っている人は、野球が好きで、勝ちたい、強くなりたいという思いから活動した結果であり、スポーツや部活でガンパっている人は、スポーツや部活で培ったリーダーシップも評価されるだろう。また、誰にも負けない趣味があるということは将来やりたいことにつなげる・社会問題のために活用するという観点でアピールできる面もある。

しかし、多くの高校生は将来の自分を描けないでいるのが実情だ。なぜかというと学校や部活で忙しく、自分と向き合って考える時間がないためだからだ。しかし、自分のことを考える時間を作れば、必ずやりたいことは見えてくるものだ。

自分の将来を考えることは難しく感じるかもしれないが、好きなことや今までの経験から考えると自然と見えてくるはずだ。

ただ、「総合型選抜(旧AO入試)に受かるために実績を作る！」という気持ちだとモチベーションが上がらない人が多いです。そこで、前述したように「自分のやりたいことを明確にして、その実現のために活動する」ことが大切です。活動することで、実績は後からついて来ます。