総合型選抜専用のコースを持つ予備校乱立!
受験生や保護者の中には、いわゆる一般的な受験勉強が不要の総合型選抜や学校推薦型選抜での入試でも塾や予備校に行く必要があるのか迷っている人は少なくないようだ。事実、総合型選抜などの受験生を募る予備校は、一般入試のための数と同じだけある。
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総合型選抜の受験生を強っている予備校では、総合型選抜を実施している大学の面接担当者や大学が求める学生像を描いた入試課の担当者などが講師を務めていることを目玉にして受講生を勧誘をしている。受験生、保護者はわらをもつかむ気持ちで受講するが、果たしてそれで本当に合格できるのだろうか疑問だ。
総合型選抜や学校推薦型選抜は、大学が求める学生像と受験生が目指す学問とがマッチングするかどうかで合否が決まるものである。総合型選抜や学校推薦型選抜で大学が重視する点は、「個性と意欲」だ。そんなことをどうやって予備校で指導できるのだろうか、甚だ疑問だ。
志望する大学の選抜担当官が講師という予備校の魅力は否めない。しかし、それはごく一部のトップ校に限ってのこと。それ以外を志望するのであれば、志望校に自分がプレゼンテーションする内容を親や保護者、きょうだい、友人、そして、「madatega」などの受験サイトで助言を得ることに力を注いだ方が良い結果を残せるはずだ。