18歳人口の減少と教育改革で受験制度も変えざるを得ず、文部科学省は大学入試改革を機に「総合型選抜・学校推薦型選抜の拡大」を推進し、国公立大学でも総合型選抜があたりまえの時代となっている。
とりわけ、大学や将来においてやりたいことが決まっている生徒は、学校推薦型選抜や総合型選抜を利用すればいい。
それに従い高校での進路指導も変化しているものの、保護者の多くが、自分たちの時代とは受験が変わっていることを理解していないことから選抜型や学校推薦型を決めきれずにいる受験生も少なくない。
文部科学省は2021年度入試の結果が発表。総合型選抜は、国公立大学、私立大学全てで入学者数が増加し、2019年度入試と比較すると国公立大学では1,70名弱、私立大学では15000名以上も増えている。
こうした数字からも一般入試よりも総合型や学校推薦が主流となっていることを受験生、そして、受験生の保護者はしっかりと理解して、総合型選抜や学校推薦型選抜を大いに利用し、自分にふさわしい大学合格を目指して欲しい。