私立大学の学校推薦型選抜

学校推薦型選抜とは

私立大学の学校推薦型選抜は、入学者全体の40%以上を占めている。私立大学の出願要件は国公立大学に比べると、それほど厳しくなく、なかには成績基準を設けない大学もある。

選抜方法は、小論文や適性検査、面接、基礎学力試験、調査書等の書類審査などを基に選考される。近年は適性検査や基礎学力検査といった名のもと、学力の程を測る試験が行う大学もある。

学校推薦型選抜には、どんな活動が有利なのか?

私立大学の学校推薦型選抜には、スポーツに秀でた者を選抜す「スポーツ推薦」、英語や日商簿記などの技能を持つものを選抜する「有資格者推薦」、そして生徒会や地域貢献、コンクール、競技会などで実績を残した者を選抜する「課外活動推薦」などがある。

「スポーツ推薦」の出願にあたっては高校時代の競技成績が基準となる。また、「有資格者推薦」は英検2級、準一級、日商簿記2級といった検定試験の成績が基準となり、「課外活動推薦」は学校行事や活動、地域での行事や活動への参加、そしてボランティアなどの経験などを基準として選抜される。

資格に関しては英語の有資格者が一般的だが、商業科出身なら簿記、工業科出身なら電機や電子の資格などでも構わない。ただし、英検2級は当たり前といったところもあるので、それに何かを加えたいところだ。つまり、英検に生徒会活動といったものだ。

自分の高校生活を振り返り、些細なことでいいから出来事をピックアップして自己アピールできるようにしておきたいところだ。

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