総合型選抜(旧AO入試)に変更なし

プレゼンテーションでいかに自己アピールできるかが勝負どころ

これまでAO入試と呼ばれていた入試制度は、令和3年4月入学対象者から「総合型選抜」と名称が変更されました。しかし、システムそのものには変更はありませんのでご心配なく。この入試形式と他との大きな違いの一つが、自己PRに比重が置かれるという点です。つまり、自分をいかにアピールするかが勝負どころとなります。

しかし、ただ単に高校時代に何をやってきたかをとうとうと語っても評価点は低いといえます。例えば、高校時代に簿記2級を取得しましたという端的なプレゼンテーションでは高評価は期待できません。要は、その程度ならいくらでもいるからスルーされてしまうのです。決して簿記2級がたいしたことないといっているわけではありません。プレゼンテーションでいかに簿記2級を取った自分がすごいかをアピールしなければならないということです。

自己アピールの成功術

例えば、
高校時代に頑張って簿記2級を果たしました!
これでは、商業科の生徒なら当たり前、ととらえられても仕方ありません。

このケースでは
商業化の資格取得となっている簿記以外に、ワープロ検定、情報処理検定、電卓検定、全商英語検定などがあります。

そうした検定試験の中で簿記2級を取りましたという結果を直球でPRするのではなく、それぞれの資格を満遍なく勉強し、それぞれ既定の資格を取り、その中でも最も難しいとされている簿記2級を取得。その試験に向けて段階的に、且つ計画的に受験し、資格を取得したという過程を詳細に述べることです。

さらに、計画通りに勉強を進め、資格を取っただけでなく、そうした計画性が身に付き、何事に対しても計画、目標を立てることができるようになったということを付け加えます。

そして、受験する大学、学部の特性をしっかりと分析した旨を伝え、それに向かって計画性をもって突き進みたいということを明確に伝えることです。つまり、自分は目標に向かって計画的に事を進めることができるということをプレゼンテーションするようにしましょう。

近日中に成功例を紹介する詳しい記事もこのサイトで公開しますので参考にしてください。

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