奨学金の継続のための審査ルール改訂

審査で打ち切られた奨学金を再開するするチャンス

令和5年2月10日付の読売新聞朝刊によると、文部科学省は世帯年収が380万円未満の学生が対象となる、大学の授業料免除や給付型奨学金について、成績などの要件を満たさずにいったん打ち切った場合でも、一定の条件をクリアすれば支援を再開する方針を示したと報道している。

同朝刊によると改訂されたのは以下の通りだ。

対象の学生は学年末に審査され、
①年間の取得単位が必要な単位の6割以下
②成績が下位4分の1
⓷出席率8割以下

以上のいずれかに該当する場合は警告を受ける。警告が2回続くと奨学金や授業料免除は打ち切られることになっていた。

新ルールでは2回目の警告の原因が②だった場合、翌年の審査で①~⓷のすべてに該当しなければ授業料免除や奨学金の支給を再開することにしたつぃている。