殆どの高校生には、「研究したいことはない」

総合型選抜や公募推薦には、何を学ぶかといったど探究活動は不可欠だ

総合型選抜や公募推薦で上位大学に入学するためには、何を学ぶか、どんな考え方の勉強をするかなど探究活動は不可欠だが、ただ、そうはいってもたいていの高校生は、学問や研究に興味がないもの。

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その場合には、親、保護者からヒントなりきっかけなりを与えるのが手っ取り早い。

例えば、学校の授業で取り上げられそうな環境問題について、受験生が興味を持っていたら、そこから興味をどんどん広げたり、深めたりするように仕向けるのがいいだろう。
BSのTV番組などでは、環境問題を取り上げた番組があるので、そうした番組を一緒に見たり、録画してみるようにしたい。

抵抗なく始められるようにサポートを

興味の大勝が環境問題であれば、砂漠化、温暖化、森林伐採、海洋汚染などの内、どれに一番興味があるのかをヒアリングし、その問題の原因について調べさせたり、解決の方向性について話し合い、本人自身が自分の言葉で語れるようになれば成功だ。

情報収集はインターネットの他、TV番組や書籍など、幅広く利用した方が、より深く探求できるようになるはずだ。

受験生が文章を読むのが苦手な場合には、環境問題解決のための取り組みを行っている団体などとかかわるのも手だ。
例えば地域の河川の美化運動に携わっている団体の活動に参加するという作戦だ。そうなれば環境問題という勉強だけでなく、校外活動の実績にもつながる。

調べたことや学習したこと、活動に参加して着たら、それを発表する、考える場を家庭内などで持つこと。
「これって何でこうなっているのかな?」
「何が問題なのか?」

などの問いや議論を発しするようになればしめたもの。そうした成果をレポートなどにまとめれば、評価の高い志望理由書は自ずと書けるはずだ。

こうした活動を通して自分の考え方がまとまると志望校や志望学部の多くが課題としている2000字程度のレポートも難なくクリアできるはずだ。