総合型選抜は大学側にとってもうれしい入試制度だ!

総合型選抜は受験生と大学にとってウインウインの入試制度

総合型選抜は受験勉強よりも部活動などに力を入れてきた受験生を救済する入試制度だ。大学にとってもこの入試制を取り入れることで大きなメリットがある。

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私立大学は「定員厳格化」という大きな課題がある。つまり、学生定員数を確保しなければならない。一般入試で合格した受験生全員が入学してくれれば問題はないが、入学を辞退するケースが決して少なくない。そうなると定員われが生じ、大学経営が安定しない。

総合型選抜や学校推薦の入試制度であれば、基本的に合格させた受験生全員が入学するので、大学にとっては喜ばしい入試制度ということになる。

さらに、総合型選抜の受験生はやりたいことが明確で、将来の志望がはっきりしている優秀な学生が少なくない点も大学にとっては喜ばしい。

もちろん、総合型選抜で優秀な学生を獲得するためには、受験生の「志望動機」が大学側にとってとても重要な資料となる。そこで大学は受験生に「ポートフォリオ」を課している。つまり、部活動実績や、文化活動などの実績から受験生の力を見ることができる。

ポートフォリオとは?

そもそもポートフォリオとは、自分の実績書のことで、履歴書とは一線を画す。本来、人間の成長は、テストの点数や偏差値だけでは測れるものではない。学校行事やボランティア、海外留学や旅行経験、もちろん、テストや検定試験への取り組みや結果、それに対する気持ちの変化や行動など、成長の過程を記すものだ。

高校生活での活動や経験をポートフォリオに綴り、大学側に自分を見てもらうというものである。これは社会人となる時にも必要となってくるものだ。

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