総合型選抜でよくある失敗談

面接模擬はできるだけ多くの人を相手に！

一般的に総合型選抜での面接官が３人ほどいる。１人が質問をしてあとの２人はじっと受験生を観察するいうのが面接会場の雰囲気だ。そうした実践的な環境を作り込んだ面接の練習をするのが理想だ。

総合型選抜でよくある質問は、志望動機や大学に入って何を学びたいかといった平易なものだ。普段であれば簡単に応答できるものの、大人の面接官が3人いる本番では緊張で言葉が出てこないものだ。面接官を前に頭が真っ白になってしまって、何を言ったのか覚えていないといった失敗談がよくあるケースとして知られている。

こうしたことを避けるためには面接の練習では、いつも同じ先生や人ばかりでなく、できるだけ多くの人と練習するのがいいだろう。とりわけ、普段あまり接することのない父親は、面接官とも同年配ということで効果的だ。いずれにしても複数の面接官役対自分という形で練習すれば、当日の緊張感もかなりやわらぐはずだ。

また、志望動機などを先生などと考えて作った場合、そこに書かれている文章を丸暗記しても、自分が普段使っている言葉や表現でないだけに面接時にうまく口が回らなかったというのもよくある失敗談だ。先生と作った文章をできるだけ自分の言葉や表現に置き換えた上で、何度も音読するといいだろう。ただし、普段使っているからと言って乱暴な言葉や表現を使うのは論外だ。

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