受験生一人ひとりの個性を重視する総合型選抜
従来の一般入試において受験生の90%が受験勉強に挫折を持っているといわれている。そのワケは全国に770余りの大学があるが、一般入試でトップクラスの大学に合格できる、いわゆる勉強のできる受験生は、全大学の1割にも満たない。つまり9割強の受験生は受験勉強が不十分で、トップ大学に入学することができていないということになっている。
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受験勉強が苦手で点数が取れないから勉強ができないと烙印を押すのは絶対におかしい。むしろ落とすための試験に真剣に取り込んでいる方がおかしいし、まったくもって無駄な勉強で一喜一憂するのはばかげている。そんな試験に向き合えないというのが当たり前だ。
そうした指摘は50年以上前からいわれてきていたが、合否を判定する方法を見つけられず10年くらいまで改革されずに来た。ここにきてやっと大学でまなぶために必要な本当の力を見極め、合否を判定する方法にたどり着いたのだ。それが総合型選抜という入試制度だ。総合型選抜は偏差値を問うのではなく、高校時代にどんなことを経験し、それを通してどんなことを考えたか、そしてその先をどう見据えているかといったことを重視した入試だ。
難点は高校や予備校の指導では、紋切り型の指導となり個性を発揮できないケースが少なくない。つまり、オリジナリティーに富んだプレゼンができないことになる。それは教師が総合型選抜をあまり理解していないからに他ならない。予備校に至っては大学の教員を引っ張り出して指導することをウリにしているが、結局、型にはまった金太郎雨的な指導しかできず、合格させるための大学選びが主流となっているのが現状だ。
ここは受験生自ら素直に自分の考えを大学側に訴えた方が絶対に有利になるはずだ。そのためには高校時代に何をしたか、そしてそれぞれで何を感じたかをまとめてみるといいだろう。重要なことは1年生、2年生、そして3年生と徐々に成長していく過程をしっかりと見せることだ。そこには部活で優勝したといったような華やかな実績がなくとも、何を感じ、何を得て、次のステップに進んでいったかという過程をしっかりしっかりと自覚しているか否かが大事といえる。
当サイトでは総合型選抜合格指導に長けた講師陣が受験生一人ひとりの個性に合わせた指導を行っている。詳細については是非ともアクセスして欲しい。