なるため! 警察官その①

警察官になるために学んでおきたいこと

警察官になるためには、都道府県単位で行われる警察官採用試験に合格する必要があります。過去の問題から各都道府県の出題傾向を勉強しておくようにしましょう。

警察官採用試験

都道府県単位で行われる警察官採用の試験区分はA区分とB区分の2種類があり、A区分は大学卒業または卒業見込みの者で、年齢は22歳以上33歳未満となっています。B区分は短大卒、高校卒、または卒業見込みの18歳以上33歳未満となっています。

一次試験は、教養試験、論作文、適性試験などの筆記試験が行われます。教養試験は、中学、高校の歴史、地理、生物、化学と時事問題などで、数的処理や文章理解が出題されます。

論作文は、警察官としての理想像や犯罪に対する知識や意見などを述べるものや犯罪を減らすための考えを述べるものなどが問われます。

なお、柔道、あるいは剣道の2段以上の指定の資格で第一次試験に一定の点数を加算される場合もあります。

二次試験の口述試験では、志望動機や学生生活を通しての自己PRなど一般的なものに加え、時事問題などについて問われます。

また、体格検査もあり、身長、体重、視力などの検査や、腕立て伏せや反復横とび、腹筋、握力、そして俊敏性を測るバーピーテストなどがあります。

体を鍛える

警察官に採用された後は警察学校に通い、一般教養の座学、容疑者確保のための逮捕術や、柔道、剣道、女性の場合は合気道も加えた中から一つを選んで初段を取る事が課せられます。警察官は犯罪の予防や捜査、被疑者の逮捕や交通の取り締まりといった危険な場面に立ち向かうことから身体能力が必要となる仕事ですから学生時代に柔道や剣道などの武術を習得しておけば有利と言えます。そのほか、身体能力を高めるサッカーなど体育会系の経験は大いに役立ちます。

コンピュータは必須

日常の報告書などの作成はパソコンで行いますので、パソコンの最低限のスキルは必須ですし、サイバー犯罪への対応も求められる職業ですので勉強しておくといいでしょう。

ただし、パソコンやスマホなどで文章を作成してばかりいると漢字が書けなくなるものです。漢字の書き取りはしっかりと押さえておきましょう。

タイトルとURLをコピーしました