私の面接克服法!

苦手な面接をクリアし、総合型選抜入試(AO)合格体験談

高校時代に体育会系の部活に所属し、インターハイ出場などの実績があり、面接さえクリアすれば合格できるだろうと担任からは言われていました。

しかし、私にとっての難関は面接でした。部活では上下関係が厳しいこともありコーチや先輩たちとのやり取りで言葉使いはしっかりとしていました。しかし、1対1でやり取りする機会はあまりなく、時折、つい友達同士の会話言葉が出てしまっていたこともあって、面接課題には不安を抱いていました。面接に対する苦手意識を克服のため予備校に通って学ぶかと迷いましたが、親の負担を考えると躊躇しました。

そんな時、前年のAO入試で成功した先輩と話す機会があり、素直に自分の不安をぶつけたところいいアドバイスを頂きました。それは「親と話す」でした。おしゃべりするのではなく一日の出来事をちゃんとした言葉で報告するというものでした。

早々に母親に相談して実践してみましたが、単なるおしゃべりになってしまい、うまくいきませんでした。

そこで当時、ほとんど会話をしていなかった父親に母から頼み込んでもらい、父の仕事が休みの日に1時間、課題や近況をまとめたものを父に面接方式で報告するという時間を設けてもらいました。父も普段、仕事場で交わす会話を再現してくれるなど、ビジネスライクに意見や質問をしてくれ、私を窮地に陥れるかのように厳しく鍛えてくれました。

それが功を奏して本番の面接ではむしろ父より優しい面接官の問いかけに余裕さえ持つことができました。そして見事合格を果たしました。

総合型選抜に限らず、大学入試で面接というケースは少なくありません。対策として予備校に行くのもいいですが、親の負担を軽くするためには親や祖父母、親戚など身近な大人に面接指導をしてもらうというのはとても効果的です。ぜひ、試してみてください。

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