なるため! 日本語教師その⑦ 

日本語教師の喜び

日本語教師の大変なところは国籍、人種、文化、宗教の違う生徒を相手にするところでしょう。日本人にとっては当たり前が、当たり前でなかったり、許されることが許されなかったりするなど、習慣やマナーが国の数だけあることになります。

それを克服していくのは、それ相応の努力が欠かせませんが、グローバル時代に欠かせない知識、意識、そして見識ですから、身につければ、時代の最先端をいくパーソンとして注目、また、教師という職業以外の側面で期待が寄せられることもあり得ることで、そういった意味では、可能性は限りなく広がる職業と言えるのかもしれません。

言葉が通じないもどかしさ

日本語教師の大変なところは、生徒とのスムーズな意思疎通でしょう。生徒は日本語を学ぼうという意欲があるわけですし、ある程度、学んでもいるわけですから、まったく通じないということはありませんが、心の底から理解し合えたのかという不安は残るといいます。そうした不安を払しょくするためには、授業以外でも生徒たちと接触するようにしていると多くの教師が述べています。

生徒からの感謝の言葉が喜び

日本語能力試験のレベルは最高位がN1、次にN2と続き、N5までの5段階に分かれています。日本企業の多くが外国人の求人条件に、このレベルの上位を指定しています。日本語学校の生徒の多くは日本企業に就職を志望していることからも、生徒はレベルの高い試験の合格を目指しています。

一方、教師も一人でも多くの生徒をN1レベルに合格させることを目標に掲げ生徒の指導に努めています。

熱血教師は生徒一人ひとりに寄り添い、生徒と一緒になって問題を解いたり、苦手な分野を克服するなど、まさに生徒と共に寝食を忘れて試験に向き合っているといいます。それだけに生徒の合格は自分の喜びでもあり、合格を果たした生徒からの感謝の言葉が何よりもの励みとなり、ねぎらいとなり、教師としての誇りになるといいます。

生徒から学ぶこともある

日本語学校の生徒は多国籍であることから苦労も多いものの、その分、色々な国のことを学ぶことができるのも日本語教師の楽しいところだといいます。生徒の母国語を学ぶこともしばしばあり、そうした場合は生徒がにわか教師となってくれるので生きた言葉が学べるといいます。

言葉だけでなく、その国の文化や習慣、観光名所、料理など多義に渡って知識を得ることもできることから、知らず知らずに国際人として活躍する教師も少なくないといいます。その国の学校に通わずとも多くの国のことが学べる、そうしたことも日本語教師の特権といえるようです。

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