令和4年度に高等学校に入学者から大学入学共通テストが令和7年度試験以降,新しい学習指導要領に対応した試験となります。
地理歴史、公民、数学、情報
科目構成が大きく変わる地理歴史,公民,数学と,新たに出題教科とし
て設定される情報については,各出題科目の全体の構成がわかる試作問
題(配点付き)を作成します。
なお,情報については,別添3のとおり,新教育課程(平成 30 年 3 月
告示の高等学校学習指導要領に基づく教育課程)に対応した『情報Ⅰ』と
は別に,現行の教育課程の「社会と情報」及び「情報の科学」の内容を出
題範囲とする経過措置科目『旧情報(仮)』を出題します。この『旧情報
(仮)』についても,試作問題(配点付き)を作成します。
国語
多様な文章を提示し,より思考力・判断力・表現力等を発揮して解くこ
とが求められる問題を重視した出題を一層工夫していく観点から,問題
量を増やす方向で問題作成の方向性や構成等を検討します。
英語(外国語)
引き続き「読むこと」「聞くこと」(IC プレーヤーを使用)を中心とし
つつ,高等学校までの教育で培った総合的な英語力を可能な限り評価で
きるよう,問題作成の方向性を検討します。
得点調整
得点調整の対象教科・科目については,別添4のとおりとします。
なお,得点調整の実施方法については,これまでの実施方法が受験者等の間
では概ね定着していることを踏まえながら,新教育課程の下でも適切な調整
方法となるよう検討していきます。