文部科学省は1月7日、新型コロナウイルスの濃厚接触者となった受験生について公共機関を利用しないで試験会場にアクセスするという要件を一部緩和し、一定の条件でタクシーやハイヤー、海上タクシーの利用を許可すると発表し、既存の受験に関するQ&Aを更新した。なお、流しのタクシーの利用をしないよう求めている。
Q5 Q3に関して手続を行って受験することが認められた濃厚接触者について,公共の交通機関(電車,バス,タクシー,航空機(国内線),旅客船等)を利用せずに試験場に行くこととありますが,自家用車以外の交通手段としてはどのようなものがありますか。【1月8日変更】
A5 自家用車,レンタカー,親戚・知人による送迎,バイク,自転車のほか,以下の条件等のもと利用するタクシー,ハイヤー,海上タクシーについては,A3 ウ に示す公共の交通機関に該当せず利用可能です。なお,いずれの場合も,感染症対策の徹底をお願いします。
①業界団体が策定した感染対策ガイドライン等に基づき,感染対策を講じている車両等を利用すること(例:マスク着用,アクリル板やビニールカーテン等の飛沫対策,換気,助手席に座らないこと 等)。
②利用車両等が特定できるよう,PCR等の検査(行政検査)が陰性・無症状である濃厚接触者であることを告げた上で,予約を行い,他の乗客と乗り合わせせずに利用すること(流しのタクシーは利用しないこと)。
なお,公共の交通機関を利用せず,かつ,人が密集する場所を避けて試験場に行くことができない場合(要件を満たせない場合)は,追試験の受験申請を行ってください。追試験の申請方法については,「受験上の注意」の16ページを参照してください。