カンニングをしてまで入りたい大学って?

令和4年度の大学入学共通テストで大胆なカンニングをやってのけたものの、解答を託した人間に怪しまれ失敗した現役女子大学生のニュースは衝撃的だった。

なんでも彼女は関西の大学に在学しているものの東京の有名大学に入りなおしたくて犯行に及んだという。なんとも情けない話だ。

そもそも、彼女は東京の有名大学に入って何をしたかったのか。在籍する大学で何故満足できなかったのか。

やってはいけない事件だけど、大胆な計画を実行したその計画性というか、実行力というか、度胸というか、それらをもってすれば有益なことが色々で来たのではないだろうか。なぜ、そちらに考えが向かなかったのか残念でならない。

偏差値がちょうどいいから、有名だから、人に自慢できるからなんていうつまらない理由で大学を選ぶ愚かさが彼女の犯した犯罪にも潜んでいるのではないだろうか。

彼女のベクトルがいい方向に働いたらどんだけ素晴らしいこと、どんだけ度肝を抜かれるようなことをやってのけたのだろう。タラレバを語っても仕方ないが、彼女の更生を望むばかりだ。

くれぐれも大学選びは偏差値や知名度、そして入りやすさで選んではいけない。自分が何をしたいか、自分が何をするかで決めて欲しい。

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