総合型選抜に合格するために必要な活動

生徒会長など、リーダーとしての活動が断然有利?

総合型選抜(旧AO入試)では生徒会長や部活の部長などの活動実績はかなりのポイントとなることは明白だ。しかし、そうした特記すべき活動実績がない受験生はどうしたらいいのだろうと困っている受験生は少なくない。

まず肝心なことは、総合型選抜だけではなく、一般入試であれ、学校推薦であれ受験勉強や部活動、ボランティアなど、高校生活で自分がこれと決めた道で一生懸命やってきた結果が合格につながるということだ。つまり、自分が生き生きと高校生活を過ごしてのなら、自信にあふれた自分というのもの大学側にしっかりと伝得られるであろうし、伝わるはずである。

志望動機を明確に

国内のほとんどの大学が総合型選抜制度を取り入れているが、自分がそうした数多の大学から、この大学、この学部を志望したのかを、総合型選抜の旧名であるアドミッション・オフィスにプレゼンすることになる。そのためには、「自分とはどんな人間で、どんな活動をしてきて、その経験をどう生かすかを考えた結果、この大学、この学部を志望したというストーリーをしっかりと作っておかなければならない。

ストーリーを作るにあたって、まずは自分なりに情熱を注いだ活動を高校生活に限らず、これまでに何があったかを書き出してみるといいだろう。

自分史を作ってみよう!

2005年 誕生
2011年 小学校入学
2017年 中学入学
卓球部に入部
2018年 地区大会新人戦個人で3位入賞
2018年 卓球部部長就任
地区大会個人で3位入賞
漢字検定4級合格
2019年 地区大会個人で3位入賞
漢字検定3級合格
2020年 高校入学
テニス部入部
地区新人戦個人で優勝
英語検定4級合格
地区に流れる川の清掃活動に参加
2021年 テニス部部長就任
地区大会3位入賞
漢字検定3級合格
英語検定3級合格
地区に流れる川の清掃活動に参加
2022年 地区大会優勝
インターハイ出場
漢字検定準2級合格
英語検定3級合格
地区に流れる川の清掃活動に参加

次回は、上記の例題を基にストーリーを作ってみよう。

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