2023年度大学入学共通テスト志願者数約1万8千人減少
大学入試センターの集計によると、2023年1月14日、15日に行われる大学入学共通テストの志願者は、前年度より17,786人少ない512,581人となることが分かった。
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志願者内訳は現役が436,873人で、浪人は過去最少の71,642人となった。また、高校卒業見込み者(現役生)のうち、大学入学共通テストに出願した生徒の割合を示す現役志願率は、前年と同じ45.1%。
スマートフォンの使用禁止を厳格化
大学入試センターは昨年の大学入学共通テストで試験問題が不正流出したことを重視し、今年の大学入学共通テストで不正防止策としてスマートフォンの使用禁止を厳格化するとともに、イヤホンの使用を禁止している。
試験開始前に試験監督者の指示で机の上にスマホ、携帯電話、音楽プレーヤーなどの電子機器を出させ、一斉に電源を切ったあとカバンに入れさせる。さらに、イヤホンの使用禁止と不正行為を確認すれば警察に被害届を出す可能性があることを受験案内などに目立たせて明記し、徹底を図るほか、試験会場となる大学側に巡視の強化を求める。