総合型選抜に消極的な教師

総合型選抜入試を選択させたくない教師

総合型選抜で大学を目指そうと決断し高校の担任に相談したところ、学校で責任をもって大学を推薦するから余計なことを考えるなと指導を受けたという訴えが少なくない。これは進学指導者の利権と怠慢としか言いようがない。

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総合型選抜で大学を受験するように指導するのまだまだ少なく、とりわけ地方に行くほどその傾向が強い。その背景には指導者、そして受験生の保護者が総合型選抜を理解していないことと、高校が提携する大学への進学を優先させていることなどがあげられる。受験生ファーストの進学指導がされていないというのが実態だ。

進学指導者や保護者には昔ながらの一般入試、つまりペーパ試験を受験するのが当たり前という考えが強い。同じ大学・学部に合格しても一般入試で合格した方が上という価値観なのだ。まったく馬鹿げている。個性豊かな子育てといいつつ画一的な育て方をしているとしか言いようがない。

さらに、多くの高校が大学と提携しており、しっかりと決まった数だけの生徒をその大学に進学させなければならないというノルマがあるようだ。しかも、出来るだけ優秀な生徒ということで、受験生本人からするとワンランク、ツーランクもレベルの下の大学に進学せざるを得ないという実態もある。確実に合格できるという点では魅力だ。しかし、がんばってワンランクアップの大学に挑戦ということに後ろ向き。残念な話だ。

総合型選抜は受験生本人の志望で何の制限もなく受験することができる。進学指導者はそれを支援するべく、志望大学のアドミッションポリシー、つまり、どんな人物を大学が求めているかを徹底的に研究してあげるのが務めであるはずだ。

しかし、高校、そして予備校にしても学校ファーストの姿勢で、それにあらがう受験生に対してはかなり冷たい。そうした現状から受験生、そして保護者自らが志望大学が総合型選抜で求めている人物像を研究するしかない。当サイトはそうした受験生や保護者を全面的に支援する体制を整えている。是非ともメールでアクセスして欲しい。

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