総合型は部活動、生徒会活動、特技や趣味などを重視している
部活動や生徒会活動、特技や趣味、ボランティア活動などの社会貢献活動に高校生活を費やしているのなら受験勉強するまでもなく、総合型選抜など、推薦で大学を目指す方が得策といえる。また、高校入学時点で総合型選抜と決めて部活動や生徒会活動、地域参加活動に没頭するのもいいだろう。
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総合型選抜のもう一ついいところは、早いところだと高校3年の9月から入試が始まり、年内に合格発表があることから目いっぱい高校生活を大いにエンジョイすることができる。そして、最悪、総合型選抜で結果を出せなかったとしても一般入試で合格を目指すこともできるなどといったメリットがいっぱいだ。
部活動などで一般入試のための勉強時間が作れなくても総合型選抜を実施している多くの大学で受験科目として課しているのは面接と志望理由書やプレゼンテーションなどで、英数国社理といったペーパー試験は課していない大学が多いからだ。つまり、部活動などで頑張ってきた人のための受験方式といえる。
受験勉強もしないで大学に行っても大学の授業についていけないのではという不安を抱く人も少なくないだろうが、実は、暗記型の受験勉強で頑張って合格した受験生より、部活動や生徒会活動、特技、趣味に力を入れた受験生の方が大学での学びに順応できるという結果が多く出ている。つまり、暗記勉強より、自分のやりたいことを通して学んだ方が大学での学びには役立っているということだ。
また、総合型選抜の特徴として部活動などで全国大会でいい成績を残したといった輝かしい成績だけを評価するのではなく、部活動を通してどう成長したかというところに焦点をおいているところだ。つまり、活動を通して何を考え、困難をどう処理し、そして、何を得たかに重きをおいているのだ。
それにしても不思議なのは、こうして受験生にとってはとてもいい受験制度の総合型選抜を知っている人がまだまだ少ないという点だ。とりわけ地方の高校生、保護者、そして教員などの進学指導者に理解が行き届いていないようだ。つまり、首都圏の高校生だけが総合型選抜の優遇を受けているのが実情だ。
総合型選抜について詳しく知りたい方は、当サイトに是非ともアクセスして欲しい。