総合型選抜で合格をめざす!
部活動や特技、ボランティア活動などの実績をアピールして大学合格をめざすのが総合型選抜受験だ。「部活で好成績を残した」といった表現だけでは合格はできない。部活でどう頑張ったのかを表現し、その思いをどう大学での学問につなげるかを大学側に期待させるものでなくてはならない。
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対策①
志望する大学がどのようなことを求めているかをオープンキャンパスなどでつかみ、それに応えられる対策を講じる必要がある。
総合型選抜はアドミッション・ポリシー、つまり大学側が求めている学生像に添った学生を選抜する入試方法。それぞれの大学が異なるアドミッション・ポリシーを掲げている。志望する大学のアドミッション・ポリシーを知る必要がある。つまり、各大学でどのような教育・研究が行われているのか、自分が学びたいことが実現できるかを調べておくこと。
そのため、オープンキャンパスも参加して大学、そして学部の情報を集めておこう。中にはオープンキャンパス参加が出願要件としている大学もある。
オープンキャンパスでは、その大学がどんな学生を求めているのか、それに加え、大学がどのような雰囲気なのか、自分にとっていい大学なのかをチェックしよう。
対策②
高校の勉強や部活、課外活動にしっかり取り組む
総合型選抜では、「大学入学共通テスト」「教科・科目に係るテスト」や「口頭試問」「レポート」などが課されのが一般的だ。
さらに、高校での各科目の学習成績が総合型選抜の出願条件になっていることからも、定期テストで良い成績を取っておく必要がある。部活動などや生徒会、ボランティアなども同様だ。
対策③
高校で取り組んだこと、やってきたことを記録してまとめておくこと。
総合型選抜では、大学へ出願するときに「自分史」「学修計画書」「大学入学志望理由書」などの提出があり、そこで「学内外の諸活動に取り組んだ実績」を書くことになる。
また、大学・学部によっては、英語資格検定や、その他の検定取得が出願条件になっていることもある。英検準1級が出願条件になっている場合、準2級や2級を取得した記録や経緯も記載しておくと、勉学姿勢のアピールとなる。
部活やボランティア活動などでも「いつ」「どのようなことに取り組んだか」、「自分が成長する機会につながったエピソード」などを記録しておく必要がある。
対策④
面接対策を進める
総合型選抜に必ず組み込まれている面接の対策も重要だ。志望理由、大学で学びたいこと、その理由、自分の強みや魅力・個性を十分にアピールできるよう、自分なりの意見や考えを述べられるようにしておきたい。
高校の面接対策講座や学習塾、そして両親やきょうだい、友人、先輩などに協力してもらって面接慣れしておこう。
6月以降、総合型選抜や他の選抜方式など、大学受験に関連した情報が多くだされる。当サイトのmadategaを活用して間違いのない情報、アップデートな情報をキャッチしておこう。
9月に入ると、各大学が決めた日程に沿って出願と選考が進み、選考は10月ごろから行われる。面接などがオンラインで実施されるケースも増えているので、オンラインツールの使い方にも慣れておく必要がある。