奨学金返済「食事に影響」半数 と負担重く

問題解決には大学などの授業料を半額程度に!

中央労福協は「高等教育費や奨学金負担に関するアンケート」の調査結果を公表し、教育費負担の状況、奨学金の利用実態や問題点を明らかにした。

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同調査により貸与型奨学金利用者利用者について、今後の奨学金の返済に7割が不安をおぼえ、返済の負担感に4割台半ばが苦しさを実感しているという結果が出た。奨学金の返済は[貯蓄]は6割強、[日常的な食事]や[結婚]は4割台半ば、[出産]や[子育て]などは4割前後が返済による影響を感じているという。

大学などの高等教育関連の負担に関して優先的に実現してほしいとの訴えは、大学などの授業料を半額程度にするが最も多かった。

同協議会の発表によると奨学金制度の利用状況をみると「利用していた」は31.2%であり、大学卒の利用率は45.2%に上るという。奨学金利用者のうち、日本学生支援機構の貸与型奨学金利用者の奨学金借入総額は、平均値344.9万円であり、過去の調査と比べて最も高いという。

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