予備校の総合型選抜対策は金太郎アメ状態だ
受験生や保護者の中には、総合型選抜や学校推薦型選抜での入試でも塾や予備校に頼っているという人は少なくない。事実、総合型選抜などの受験生を募る予備校は、一般入試のための数と同じだけある。
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総合型選抜の受験生を募っている予備校では、総合型選抜を実施している大学の現役面接官が講義するということを目玉にしているところが少なくない。実に露骨な勧誘だ。受験生、保護者の頼みの綱を引き寄せようとしている。それで実際合格させてくれるなら、それはありがたい。しかし、実態はまったく異なったものだ。詐欺とまではいわないが、人の弱みにつけ込んだ商法ではないだろうか。
個性ややる気は教えられて身に付けられるものではない
総合型選抜や学校推薦型選抜で大学が重視する点は、「個性と意欲」だ。個性なんて塾や予備校でアドバイスしただけで築けるものではない。むしろ、極端すぎて没個性になってしまう、リクルートスーツ状態となってしまう恐れがある。
それでも志望する大学の面接担当官が講師という予備校の魅力は否めない。しかし、それはごく一部のトップ校に限ったもので、当たり前だが狭き門となっている。つまり、多くの受験生に集団的に同じことを教える予備校では、総合型選抜や学校推薦型選抜にはむいていないと断言できる。予備校なんか行かないで自分を表すポートフォリオに一緒に向き合ってくれるアドバイザーを見つけることをお勧めする。
面接官と同年代の両親や親せきや知人のおじさん、おばさんなどで、そうした試験のある人にアドバイスをもらうのもいいだろう。そうした人が見当たらないというなら、個人指導を主とする当サイトにアクセスしてみよう。