オープンキャンパス体験談

静岡から一泊二日のオープンキャンパス体験談

静岡県から上京して高校3年生の娘と東京都内の大学のオープンキャンパスを訪れることにしました。ここで問題となるのは費用とタイムスケジュールです。

費用は新幹線代とJRや地下鉄、バスなどの交通費が少なくとも2人で約30,000円、昼食代2回分と夕食代などの飲食費が10,000円、宿泊費が20,000円、合計60,000円と見積もりました。そして、1校でも多くの大学をどう効率的に回るかとタイムスケジュールを組み2日間で6校を回る計画を立てました。

初日のスケジュール

まず、1日目は中央線の東小金井にある亜細亜大学を訪問、そこから中央線吉祥寺の成蹊大学、そしてメトロの新江古田駅の武蔵大学を訪問しました。

8時に出た中央線東京駅から東小金井駅まで約40分、徒歩10分で9時に到着。午前の部のオープンキャンパスプログラムを十分にこなすことができました。

11時に亜細亜大学を出て吉祥寺の成蹊大学へは中央線で1本でした。アクセスにはバスもありましたが時間の都合で徒歩で15分、同校に到着したのは12時でした。学食の雰囲気も見たいのでそこで昼食を摂ったのですが、「大学に合格する」という目標が定まったと娘が後日語っていたことからも有意義なひと時だったといえます。校内を散策後13時から説明会場を2、3か所回って14時半に同大学を出発。情報は十分に取れました。

吉祥寺から東中野経由で新江古田へ移動して武蔵大学に16時前に到着。終了まで1時間弱ということで、ここではほとんど時間がなく、大学の雰囲気と学校案内だけを得るだけに終わりました。

その日は新宿駅の近くに宿泊。

2日目のスケジュール

翌日は新宿駅から小田急線で向ヶ丘遊園駅にある専修大学のオープンキャンパスへ。9時に到着し、オープンキャンパス午前の部に参加したことで充実した訪問となりました。

11時半に同校を出発して小田急線とメトロを2回乗り換えて駒澤大学駅に12時半に到着。駅前で簡単に昼食を摂って13時に駒澤大学を訪問。オープンキャンパス午後の部に参加。手ごたえのある情報が得られました。

14時半過ぎに同大学を出て15時半にメトロの白山駅の東洋大学に到着。オープンキャンパス終了の17時まで滞在して情報は十分に得られました。

一息もつけない強硬なオープンキャンパス訪問でしたが、そうした苦労が報われ、娘は第1志望校に合格。娘曰く、オープンキャンパス情報は大いに役立ったとのこと。

しかし、私にある程度の東京の地の利があったことが幸いしてタイムスケジュール通りに回ることができましたが、不慣れがあったり、当日の体調不良や天候不順などによっては2校でいっぱいということも考えられます。

地方からオープンキャンパスに参加するとなると1校でも多くの大学を効率的に訪問したいということから、ややもすると訪問する大学の数だけに焦点がいってしまい、さして必要でもない大学を回ることにもなりかねません。

理想的には第1志望の大学、ちょっと高望みする大学、そして、すべり止めの大学などを想定したタイムスケジュールを作り、できるだけ効果的なオープンキャンパスを計画するのが理想です。

交通機関の検索は乗り換えアプリなどを利用すると便利です。もっとも、その辺は受験生の方が長けているのでお任せし、オープンキャンパスを機に親子で大学受験を話し合うきっかけづくりになるといいですね。

オープンキャンパス情報

今年はコロナ感染症の影響もあり、オープンキャンパスはどうかなと思いきや、ほとんどの大学で従来の来場型オープンキャンパスに加え、コロナ感染症対策としてオンライン型のオープンキャンパスも実施しています。この好機を逃す手はありません。志望する大学のオープンキャンパスを1校でも多く体験できる大きなチャンスとなっています。

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