総合型選抜で役立つパワーポイント
総合型受験で課せられるひとつにプレゼンテーションがある。プレゼンテーションは、その人の人柄や自信、持っている能力、これまでにどんなことをやってきたかなど、総合的に、且つ短時間に見ることが出来ることから大学側にとっては外せない課題となる。
プレゼンテーションは一昔前までは、大判の画用紙に項目を書き込み、写真や付箋を張り付けたものを会場に持ち込んでプレゼンテーションを演出する小道具のように使いこなしながら発表する受験生が多かった。効果は絶大で、それを作りあげる能力が大きな評価を得ることにつながったといわれている。
現在では大判の画用紙に変え、パワーポイントでプレゼンテーションに挑んでいる受験生が少なくないという。パワーポイントは企業のプレゼンテーションや会議、打合せなどでも使われており、その使いこなすテクニックは一つの能力として求人でもPPT(パワーポイント・テクニック)を問われるほどである。
パワーポイントを基本的に使いこなすのはそれほど難しくはないが、パワーポイントを使い切っている人はそれほど多くはないと見られている。つまり、パワーポイントを使いこなす能力が高ければ、プレゼンテーションでの評価も高まる可能性があるということだ。
例えば、パワーポイントのアニメーション機能を使い、しかも、開始タイミングを設定して、英検3級合格、準2級合格、2級、そして、準1級と順序だてて、その過程がパワーポイントのスライド上に表れる工夫をするだけでも、見る側にとって驚きはないものの、ほんの少しのテクニックをおさえるだけでも、プレゼン資料の表現力はぐっと変わってくるものだ。そうした使いこなして高い評価は得られる可能性がある。
さらに、文字組みテクニックとして、字間やサイズを調整して、テキストが美しく、読みやすくなるように整えて、新聞・雑誌のタイトルや見出し、商品パッケージ裏の注意書きなどのように人目を引いたり、内容を伝わりやくする表現テクニックなども評価を得るうえで欠かせないものだ。
つまり、淡々と文字だけが続くプレゼン資料にうんざりさせないよう、視覚にうったえてられるコツを学んでおくといいだろう。決して高度な技術は必要ない。ほんの少しのテクニックをおさえるだけでも、プレゼン資料の表現力はぐっと変わってくるものだ。
Madategaでは、近々パワーポイントの使いこなす講座を開設する予定だ。