総合型選抜徹底解説 その⑧ 実践編!

総合型選抜試験でどんな高校生を選抜するのか?

推薦や総合型選抜試験を狙うにしても、学業やスポーツでも輝かしき実績は不可欠と思い込んでいる受験生が少なくありません。

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そもそも大学が総合型選抜試験を始めたのは、筆記試験の成績だけではグローバル化の進む時代に対応できる学生を見出せない。世界の価値観に対応できる人物を育成するには、多様性のある選抜方法で対応する他ないというところから始まったのです。

確かに学業成績がトップクラス、あるいは、英検1級を持っている、全国大会にスポーツで出場した、弁論大会で活躍したなんてそんな武器があるに越したことはありません。

しかし、よくよく考えてみてください。あなたの周りに甲子園行った、国体で活躍した友人はいますか? あるいは合唱でコンクールに、弁論部で全国大会に出場した仲間はいますか?

そんな高校生はそれこそ一握りなんです。

総合型選抜試験はそんな輝かしい実績を持った高校生のための試験ではないのです。

今は光輝くものを持っていなくとも、将来が期待できる高校生を探そうという試験なのです。つまり、お勉強力だけでは見えてこない可能性を見極めようとする試験なのです。そこで自分を上手にアピールできれば、合格を勝ち取ることにできる試験なのです。

そこで必要とされるものは、今の自分はどんな高校生で、大学に進んだらどんなことを学び、どんな人間へと成長したいのかを理路整然とアピールすればいいのです。

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