偏差値で大学を選んではいけない!

将来のための大学・学部選び!

大学や学部を選ぶときの基準となるのは、「自分は何を学びたいのか」、あるいは、「夢に近づくためには、何を勉強すればいいのか」という将来像である。

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もちろん、有名だからこの大学、この学部というのや、この大学であれば学部を問わず合格したいというのが夢であれば、それはそれでいいのかもしれない。しかし、それだけでは入学してから何を勉強の目標にすればいいのかわからなくなってしまうことが多々ある。

一方で、文学を勉強したいのに、自分の学力では商学部しか入れないので商学部を選ぶというのも困りものだ。いわゆる、どちらも偏差値で大学を選んだ結果の悲劇。事実、多くの大学で中退が続出しているのは、そうしたことが原因の大半を占めているという。

文学を学びたいのであれば、文学部を選ぶ。たとえ、第一志望の大学に合格できずとも、第二希望、すべり止めでも、合格できた大学で文学を勉強するのが自分の望みを叶えることになるのだから、当たり前の選択である。

ところが、今も昔も偏差値で大学、学部を選ぶ受験生が少なくない。高校も、本人の適性より、偏差値で進学指導をする傾向があるから、この問題の根は深い。

現在、日本には800校近い大学がある。大学受験生は約65万人と言われているから、数字の上では全員大学に入れるはずだ。しかし、一流、有名、伝統を冠にする大学に受験生が殺到するため、多くの受験生が希望する大学、学部に入れないでいる。自分の将来に向けた学部で大学を選ぶというのは、絵空事になっている。

自分の将来を大きく左右する大学受験。今一度、将来、自分がどんな仕事をしたいのか、どんな人生を歩んでいきたいのかを考え、それに沿った大学、学部を選んで欲しい。

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