大学の入試方式のあれこれ
大学受験の入試は大きく分けると一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜がある。一般入試は1月から3月に行われるペーパー試験のことだ。そして、学校推薦型選抜とは、かつての公募推薦と指定校推薦が合体したものだ。
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さらに、総合型選抜は大学が望む学生像に則り面接や志望理由書、そして小論文やプレゼンによって受験生の個性、適性、熱意等を見極めて合否を判定する。
一般入試に向いている受験生
一般入試は受験勉強をしっかりやった者のためにある。自分が志望する大学や学部、学科を見極め、そこに合格するためには一般入試でどれだけの点数を取らなければないということを見据えて勉強に頑張ってきた者にとっては、とてもクリアな入試制度といえる。ただ、その勉強が大学や社会で通用するものではないところが残念でもあり、せつないところでもある。
一般入試の特徴
国公立大学の一般選抜は、大学入学共通テストと個別学力検査の2つを組み合わせて実施。
一般的に大学入学共通テストでは5教科以上を課しているため、苦手教科を作らず、まんべんなく点数を取る必要がある。個別学力検査はそれぞれの学部の特徴を反映したものとなることから、志望する学部、学科の個別学力試験が得意科目か否かで大きく左右される。
私立大学は大学・学部・学科によって異なるが、一般的には3教科が基本。文系は英語、国語、社会(地歴・公民)、理系学部は英語、数学、理科(物理・化学・生物・地学)となる。配点が大学や学部ごとなので、得意教科で学部や学科を選ぶのが一般的だ。
学校推薦に向いている受験生
学校推薦は学校の成績が優秀な者、部活や生徒会などで活躍した者やそれなりの成績を残した者、あるいは秀でた特技を持っている者。つまり高校が自信をもって推薦するという入試制度だ。高校側と大学側の過去の実績という結びつきがあるので、推薦されたらほぼ合格といわれている。
学校推薦の特徴
学校推薦型選抜は指定校と公募型推薦に分けられる。
大学側が推薦で受け入れる高校を指定するのが指定校推薦で、全国のどの高校からでも公募するのが公募型推薦だ。
いずれも高校在学中の成績や実績、スポーツや文化活動、生徒会活動、ボランティアなど学業以外の課外活動に積極的に取り組んだ学生に向いたいる。推薦選抜は10月から11月に実施、試験内容は調査書、小論文、面接が課せられる。
総合型選抜に向いている受験生
総合型選抜は、部活や生徒会、ボランティア活動、校外での社会活動などに取り組んだ者や、自分の将来が決まっていて、その夢のために大学で学びたいといったしっかりとしたプランがある者、今時点では将来のことは決めていないものの、大学に進学して何かをつかみ取ろうという強い熱意や意志がある者などに向いているといえる。
総合型選抜の特徴
総合型選抜は、各大学が求める学生像に受験生がマッチしているかどうかで決まる。各大学が求めている学生像をしっかりとした見極める必要がある。
試験内容は面接や志望動機書や小論文試験、プレゼンテーション、集団討論など様々な角度から選考するため時間がかかるケースもある。自己アピールが重要な決め手となるので、その点に的を絞ってテクニックを磨いていく必要がある。
総合型選抜は9月から12月にかけて選考が行われることから、合格すれば残りの高校生活を有意義な時間にすることができる。
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